中学生の国語文法と
中間テスト・期末テスト・高校受験対策の勉強法





中学口語文法:接続詞、感動詞

【接続詞】
 接続詞は、単語と単語、文節と文節、文と文、文章と文章などをつなぐ働きを果たしている単語です。しかしながら、助詞や助動詞ではないので、自立語に分類されるのが特徴です。また、文の前後をつなぐ役目を果たすうえで、用言のように活用はありません。

 接続詞の意味には、次のようなものがあります。ただし、接続詞の意味については、分類法には参考書によって差があり、書いてある参考書や問題集、ワークなどによって若干記述が異なっていることが多く、分類も6種類だったり7種類だったりとまちまちです。従って、この分野を学校の中間テスト・期末テスト対策のために学習する場合は、学校のワークや教員の方針を優先して理解することを推奨します。

1、順接……前の内容の文脈のつながりからそのまま後の内容に繋がっていく時に使われる。
(例)「私は日本人だ。だから和風の絵柄を好む。」の「だから」という語。

2、逆接……前の内容と後の内容が逆になる(ただしまったく話が別のことになるわけではない)場合をつなぐ。
(例)「彼は学校の先生だ。しかし先生にふさわしい人格ではない。」の「しかし」という語。

3、説明……前の内容についての説明や補足をする役目。
(例)「先生は退職を命じられた。なぜなら担当する学級のいじめ対策を怠ったからだ。」の「なぜなら」という語。

4、並立・累加……同種のものを並べたり、前の内容の次に別の内容・事柄を加える。
(例)「彼は政治家であり、また、評論家でもある。」の「また」という語。

5、選択……物事を対比させた上で、どちらか一方を選択することを表す。
(例)「昼食はラーメンまたはうどんを食べてください。」の「または」という語。

6、転換……前の内容から新しい内容になるため、前と後ろの文で話が変わってしまう。
(例)「今日は遊んだ。さて、そろそろ寝ようかな。」の「さて」という語。

【感動詞】
 感動詞は、独立の文節で示す独立語として機能し、用言のような活用がないのが特徴です。「おはよう」や「はい」の他、「ああ」などの言葉もありますが、感動詞は品詞の中では一番見分けがつきやすいものですので、ここで説明するまでもない事だろうと思います。


目次

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国語の文法の学習の重要性
文法は、勉強すればテストや入試で着実に安定して点数をとれる分野
文法に関する問題はテストや入試問題ではどのように出題されるか
夏休みなどのまとまった時期に文法の問題集やワークを理解することが重要

★中学口語文法
「口語」と「文語」の違い
文節(主語・述語・修飾語・接続語・独立語)
文節の関係に関する説明
単語の分類(自立語と付属語、体言と用言)
名詞、代名詞(体言)
動詞の活用の種類
動詞の働きと種類(活用関連以外)
形容詞、形容動詞連体詞副詞
接続詞、感動詞格助詞、接続助詞
副助詞、終助詞助動詞
口語文における特色ある表現

★古文
文語文を読み解くためのヒント
和歌(短歌)の修辞法
俳句の修辞法・川柳

★漢文・漢詩
高校入試の傾向を見て漢文の重要度を判断
返り点を読んで書き下し文を完成させよう
五言絶句、七言絶句、五言律詩、七言律詩
再読文字

参考サイト

中学生の数学の学習法(外部サイト)
中学生の社会の勉強法(外部サイト)
中学生の5教科の勉強法(外部サイト)
実技4教科の勉強法(外部サイト)
不登校の人の自宅学習(外部サイト)

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