中学生の国語文法と
中間テスト・期末テスト・高校受験対策の勉強法
中学口語文法:「口語」と「文語」の違い
(文語)…昔の言葉で書かれた文章等、(口語)…現在の言葉で書かれた文章等
中学校で学習する文法は、ほとんどが口語に関する文法です。口語というのは、上記にもあるように現代に書かれた文章等のことです。ここで「文章等」という表現をしたのは、実は文章とはいえども、文法の世界では、それをさらに細かく分けて考えるわけですから、文章の中の細かい部分についても含めて、現代の文章等のことをまとめて「口語」と呼ぶことに注意することが大切です。
文章はさらに細かく分けると、「段落」といういくつかの固まった部分に分けられます。それをさらに分けていくと、句点で区切られた「文」というものに分けられます。文はさらに細かく意味ごとにまとめて区切ることで「文節」とよばれる一定の意味を伴った部分に分けられ、その「文節」は「単語」というさらに細かい単位で構成されています。
ひとつの文を「文節」に分け、さらに「単語」に分けていくという問題は、入試に出ることは少ないかもしれませんが、中間テストや期末テストではよく出題されるようですので、しっかりとおさえておきましょう。
また、次のページで触れますが、文節には役割分担があって、「主語」「述語」「修飾語」「接続語」「独立語」 の5種類に分けることができるほか、2つ以上の文節がつながることで初めて意味をなすことになる連文節になると、呼び方も「主部」「述部」「修飾部」「接続部」「独立部」 という呼び方に変わります。文節を区切る問題を解く場合には、その文節の意味を合わせて意識しましょう。
(例)「私は午後6時に大阪駅に到着した。」を文節に分けなさい。
(答)私は|午後6時に|大阪駅に|到着した。
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