中学生の国語文法と
中間テスト・期末テスト・高校受験対策の勉強法





中学口語文法:単語の種類の分類(自立語と付属語、体言と用言)

【自立語と付属語】

 単語には、自立語と付属語に大きく分けられ、それらはさらに以下のように分類されます。

○自立語→名詞、代名詞、動詞、形容詞、形容動詞、連体詞、副詞、接続詞、感動詞
(そのうち、名詞、代名詞を体言といい、動詞・形容詞・形容動詞を用言という。)
※代名詞を名詞の一種として学習する学校もあると思いますので、その場合は基本的に学校の授業における分類を優先して覚えてください。
○付属語→助詞、助動詞

 自立語のうち、主に主語になるのは体言(名詞や代名詞)であり、述語になることができるのが用言(動詞・形容詞・形容動詞)です。なお、用言のうち形容詞や形容動詞は主として修飾語になりますが、述語にもなることができるので用言として扱うということをおさえておきましょう。述語になることができる、いわゆる用言と呼ばれる動詞・形容詞・形容動詞は、文に合わせて単語が変化する「活用」があるので、後のページで説明するように活用の形もしっかり覚えておきましょう。

 そのほか、修飾語になる連体詞、副詞と、接続語になる接続詞、独立語になる感動詞なども自立語に分類されます。なお、名詞も独立語になったりするので、安易に「感動詞=独立語」とは限らないので注意が必要です。

 そして、付属語には助詞、助動詞があり、自立語の後ろにくっつく形で使われます。付属語に関しては、「活用」の有無に応じて、活用がある場合は助動詞、活用がない場合は助詞というかたちで分類されます。なお、助動詞は自立語ではないので、活用があるからといって用言には含まれることはありませんので、注意してください。


目次

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国語の文法の学習の重要性
文法は、勉強すればテストや入試で着実に安定して点数をとれる分野
文法に関する問題はテストや入試問題ではどのように出題されるか
夏休みなどのまとまった時期に文法の問題集やワークを理解することが重要

★中学口語文法
「口語」と「文語」の違い
文節(主語・述語・修飾語・接続語・独立語)
文節の関係に関する説明
単語の分類(自立語と付属語、体言と用言)
名詞、代名詞(体言)
動詞の活用の種類
動詞の働きと種類(活用関連以外)
形容詞、形容動詞連体詞副詞
接続詞、感動詞格助詞、接続助詞
副助詞、終助詞助動詞
口語文における特色ある表現

★古文
文語文を読み解くためのヒント
和歌(短歌)の修辞法
俳句の修辞法・川柳

★漢文・漢詩
高校入試の傾向を見て漢文の重要度を判断
返り点を読んで書き下し文を完成させよう
五言絶句、七言絶句、五言律詩、七言律詩
再読文字

参考サイト

中学生の数学の学習法(外部サイト)
中学生の社会の勉強法(外部サイト)
中学生の5教科の勉強法(外部サイト)
実技4教科の勉強法(外部サイト)
不登校の人の自宅学習(外部サイト)

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