中学生の国語文法と
中間テスト・期末テスト・高校受験対策の勉強法
漢文・漢詩:再読文字
漢文においては、「再読文字」と呼ばれる特殊な読み方をする文字があります。返り点などで先の文字を読むのが通例ですが、例外として、あえて返り点のついている文字を読み、そうしたあとで、普通の書き下しのルールにのっとって一旦読んだ文字を再び読む場合がその例です。訳す時にも2回読むことを前提に日本語訳することになります。
再読文字については少し難解なものなので、中学の中間期末テストや高校入試では、再読文字まで問われるかは不明確ではありますが、漢文の読解順序ルールの一種として念のために代表的な有名な再読文字は覚えておきましょう。高校入学後はさらに多くの再読文字を覚えることになるので、中学のうちに覚えられるものは覚えておきましょう。
(1)「未」「いまダ〜〜(せ)ず」「いまダ〜〜ざる」
(2)「将」「まさニ〜〜(せ)ントす」
(3)「当」「まさニ〜〜(す)ベシ」
(4)「宜」「よろシク〜〜(す)ベシ」
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